映画『花と雨』特別試写会開催!笠松将が今の想いを自作のラップで生披露!東京最高峰のMC・仙人掌(ラップ演技指導)も大絶賛!

上映終了後の満員御礼の中、主演の笠松将、仙人掌、土屋貴史(監督)が登壇。長編初監督と思えないクオリティの高さと評判になっている本作。撮影の際のこだわりを聞かれた監督は「生であること。リアルであること。言葉の映画なので言葉だけで表現せずに、映像で表現したかった。」と語る。

笠松のラップ指導をした仙人掌(センニンショウ)は本作に参加してみて、「音楽は少数で動いていることが多いけど、映画だとたくさんのスタッフがいて、自分の中ですごく良い刺激になりました。」と感想を述べた。

笠松は今回主演を務めてみて「難しいこともあったけど、演じてみて作品から得る物の方が多かった。こういう芝居をしようとかじゃなく、SEEDAさんが当時何に悩んで、何に喜んでだかということを自然に演じた。今大変なことがあっても、壁を超える力になった。」とSEEDAへの想いを話す。

今回笠松にラップ指導をした仙人掌は「笠松くんは感がいいので、何か言うとすぐにできる。指導として大変なことはなかったけど、自作のラップを大量に送ってきたので、それを見るのが大変だった。」と大笑い、笠松は「SEEDAさんのものまねじゃダメだ。自分の想いを言葉にしないとダメだよ。と言われたので、日記みたいなやつなんだけど送ったんですよ。それを踏まえてのことですからね(笑)」と反論。

SEEDAと交流の深い仙人掌は、「笠松くんとSEEDAくんは似てる。ふとした時に自分の世界に入ったり、情熱的なところ、突然興味がなくなったりするところ。」とSEEDAと笠松の共通点があるところを話した。

ラップシーンについて笠松は、「曲に関しては大変だったけど、それ以外は普段やっているお芝居と同じでした。曲に関してはSEEDAさんのお手本があるので、難しかったし、納得してもらえないかもしれないけど、僕は納得しているのでそれはいいかな。」自身のアイデンティティや自分らしさについては、「変えられないもの。どんなにそれがマイナスになることでも、胸をはって生きていくことだと思う。」と熱く語った。

監督は「SEEDAさんのファンに観て欲しい。批判してもらってもいいんです。それと映画ファンに見て欲しい。」と話し「SEEDAさんには音楽を監修してもらっているんですけど、スピーカーの感じでクラブっぽくしたり、音楽のことに関してはかなりこだわりがありました。」とSEEDAさんから音楽でアドバイスされたことを話した。笠松も「最初、僕の声でラップをやるかどうか決まっていなかったんですけど、『SEEDAさんが笠松さんの声でやりましょう』と言ってくれて。『大丈夫ですかね?』と聞いたら、『だって笠松くん死ぬ気でラップの練習するでしょ?』と。プレッシャーのかけかたがすごい(笑)練習は、曲を何度も聞いて書いての反復でした。仙人掌さんは最初、何も言ってくれなかったんです。でもライブに行かせてもらった時に、パンパンのお客さんの中で『10年間俺が最高のMCと言われたわけを教えてやる!』と言った時に床が抜けるぐらいの歓声があって。そこから指導してもらう時に、恥ずかしがらずにやるようになってから、ちょっとずつラップを教えてくれるようになったんです。」と秘話を明かした。

「映画を観てくれた人からは、なんでラッパーじゃなくて僕がやることになったのか。言われ続けると思う。僕はSEEDAさんの痛みをこの映画に刻んだし、楽しかったし。何が一緒で何が違うのか、ちょっとラップで言ってもいいですかね?」と話すと、自作のリリックで思いのたけを渾身のラップに込め生披露!会場からは大きな歓声が沸き起こった。

<笠松将:ラップ全文>

芝居とラップ テンポでイコール

音のリズム ハート イズムで勝負

テイクワン 濃縮 一撃で沈める

花と雨 観ずに SEEDA語れる?

寝起きの体に喝入れコーヒー

寝言をリアルに変えてくストーリー

どんだけ振られても never dai 一途に

ロケ先に落とすDNA 地図に

おれなりのhiphop 消えぬ聖火

自信 持てば捨てるパラノイア

誰のおかげで 誰のせいなのか

rep俳優部 問う 映画とは?

感じ方は十人十色だし

好きなように楽しんでくれていいし

イメージ EGじゃないステージ

俺はおれなりの美学を提示しているだけの話

【Story】 

幼少期、ロンドンで育った主人公の吉田は、閉塞的で村社会的な日本の空気に馴染めないまま、高校生活を送っていた。同級生や現実を冷めた態度で見つめ満たされない日々。そして次第に学校から距離を置くようになった時、"Hip Hop"と出会った。Hip Hopを通じて日本で初めて自分が表現できる場所・仲間とも出合い、身も心も"Hip Hop"にのめり込んでいく。吉田は、いつか海外での活躍を目指す姉・麻里との約束を胸にラッパーとしての練習や活動をしながらストリートでは、ドラッグディールで実績と自信をつけていく。しかし、物事はそう簡単にうまくはいかなかった。ラップバトルで再会する同級生には負け、掴みかけたチャンスは仲間に裏切られ次々と失った。初めて自分の居場所だと思えたからこそ、その現実の厳しさに晒され、自分を見失って行く。Hip Hopへの情熱も薄れ、いつしか単なるドラッグディーラーに成り下がっていた。

夢に邁進する姉の麻里とも距離を置くようになり、いつまでもうまくいかない現実から逃げる吉田は、ついに逮捕されるはめに。

そして追い打ちをかけるように、ある悲劇が訪れる。絶望の果てで、吉田はラッパーとして、一人の人間として、もう一度立ち上がろうとする―。

出演:笠松将 大西礼芳 岡本智礼 中村織央 光根恭平 花沢将人 MAX サンディー海 木村圭作 紗羅マリー 西原誠吾 飯田基祐 

つみきみほ 松尾貴史 高岡蒼佑

監督:土屋貴史 原案:SEEDA・吉田理美  脚本:堀江貴大・土屋貴史 音楽プロデューサー:SEEDA・CALUMECS 

製作:藤田晋・中祖眞一郎 

制作プロダクション: P.I.C.S.  

配給:ファントム・フィルム  

(C)2019「花と雨」製作委員会

Phantom-film.com/hanatoame/

2020年1月17日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷 他、全国公開

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