「Monsters War2017」開催記念!「東西!口迫歌合戦」を振り返る

今週の「フリースタイルダンジョン」は、2回目の「MonstersWar」開催を記念して昨年末開催された「AbemaTV presents フリースタイルダンジョン東西!口迫歌合戦」の名場面を公開。年末特番だったため“お祭り”として楽しんでいた人も多かったと思うが、改めて観るとかなりヘビーな戦いが繰り広げられていた。


まずは、崇勲とHIDADDY戦。HIDADDYが「相手が俺 / 運の尽き / お前のラップはうんこ付き」と仕掛けると、崇勲が「聞いたことある韻ばっか / どうしようもねぇな / これだったら湧くんじゃねぇの / 童貞と包茎 / こんくらい簡単な韻でOK」と返す。ボトムにくるビートでスローにじっくりと戦う大物同士のバトルは、貫禄ある内容だった。


貫禄といえば、審査員対決となったKEN THE 390とERONE戦も匠の技のぶつかり合いと言えるだろう。この試合で先攻だったKEN THE 390は1ラウンド目の先攻にありがちな様子見は一切なく、いきなり高速ライムでERONEに襲いかかる。これに対してERONEはダルいのノリのラップで対抗。KENが「FSD」の審査員として的確なことを言いすぎるから同じ審査員としてやりにくい、という件を攻め立てた。KENはその話題にしっかり乗りつつ「今日はラッパーとしての勝負だ」と議題を整理する。するとERONEは、審査員席では見せないダーティな大阪スタイルの一端を披露。勝ち負けはともかく最高のエキシビションマッチだったことは間違いない。


そんな「東西!口迫歌合戦」のクライマックスは、DOTAMAとR-指定のバトル。際立った能力を持った2人のフリースタイラーによる極上の口喧嘩を楽しむことができる。見た目をいじったり、ヒット曲がないことをバカにしたり、モンスタールームの舞台裏を暴露したり……。しかし、いま改めて観る際に思うのは、初代モンスターが引退したタイミングで皆が口を揃えて言っていた「とにかくモンスターたちは結束が固かった」ということだ。

番組的にはモンスター入れ替え戦を企画したこともあったが、「モンスター同士では絶対に戦いたくない」とボツになった。バトルは視聴者の我々にとっては面白い口喧嘩だが、彼らにとっては1戦1戦が命の削り合いだ。その重みを実感していたからこそ、モンスター同士のバトルはあり得なかったのだろう。このことを頭に置いて今一度このバトルを観ると、胸に熱く響くものがある。

12月5日深夜に放送された「フリースタイルダンジョン」にて、12月31日20時より「フリースタイルダンジョンMonstersWar 2017~お前ら時代に忖度してる場合じゃねぇぞ!全員ブッ潰してやるスペシャル~」が放送されることが明らかになった。

今回は2代目モンスターがリーダーとなって3人編成のチームを結成。メンバーは2代目モンスターと、番組への出演経験があるラッパー、さらに初代モンスターだ。気になるのは誰が出演し、初代モンスターはどのチームに所属するのか? というところ。詳細は今後番組内でも発表されるので、これからの展開を楽しみにしておこう。

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