VLUTENT ALSTONES、I-DeA、FEBB AS YOUNG MASON、餓鬼レンジャー、2017年8月新譜レビュー【随時追加】

VLUTENT ALSTONES 『2017』 (VLUTENT RECORDS/8月23日発売)



VOLOJZAをはじめとするVLUTENT RECORDSの面々がクルーアルバムを制作。変化球的なセンスこぼれるビートとリリックをゲタばきノリで回してくそれには、とある曲の〈イルとナンセンスの共存〉という一ラインが言い得て妙。それぞれのキャラが立つ中、ただ一人全力のテンションであべともなりがおいしいとこ持ってくド頭の「VLUTENT YEAR」からして買いでしょ。



I-DeA 『SWEET HELL』 (VYBE MUSIC/発売中)

会員限定リリース盤が客演を加えるなどしてCD化。ビートのタッチは曲ごとながらサンプリングオリエンテッドな風合いはまごうことなきI-DeA印。キャリア重ねてなお〈still going my way〉な目の光を灯すMILES WORD、SALU、R-指定、D.Oら客演陣にあり、Sticky、BESとの絡みはやはり鉄板。締め前にはNORIKIYO、GOKU GREEN改めGOODMOODGOKU(2曲)のラヴソングも。


FEBB AS YOUNG MASON『PNC』(期間限定ミクステ)

フリーDLの期限が明日までに迫ったFEBBのミックステープは、ラフな作りで基礎体力を確認するかのような21曲。新旧ありもんのビートの調理や、仙人掌、KANDYTOWNのYOUNG JUJU、MUDらの客演をまじえつつブレなきMAN’S MUSICを展開する。I-DeAのマスタリングが施され9月にはストリートリリースの予定なので、落とせなかった人はそちらでどうぞ。

http://3.gigafile.nu/0818-l6cc0ab23d7a4478d9433d586d3890c0d


餓鬼レンジャー 『キンキーキッズ』(東雲レコーズ 2017)

餓鬼レンジャー 新生餓鬼レンの新作はアルバムのイントロや、すべり知らずのスキットからもDJオショウの加入が納得の仕上がり。TwiGy、呂布カルマとの“超越”など誰彼構わんパーティ曲はじめ、一見いい曲風のオケやタイトルをぶち壊す熟女ネタ、XVIDEOSネタもさすがすぎ。そんな期待に違わぬ餓鬼レンワールドの中、締めの「ONE」で結成の地・熊本の大震災に心通わすとこに彼らなりの良心を見たな。



 ライター・Hiroyuki Ichinoki

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