「フリースタイルダンジョン」のモンスター般若、漢 a.k.a. GAMI、サイプレス上野、R-指定、DOTAMA、T-PABLOW、CHICO CARLITOが、Dungeon Monstersとして発表した「MONSTER VISION」の発売を記念し「"MONSTER VISION" RELEASE LIVE」が24日、新木場STUDIO COASTで開催された。
■R-指定、DJ松永が欠場も1人で会場をロックオン!
イベントの山場に登場したのは、名実ともに最強のラッパーとして数々の挑戦者たちを蹴散らしてきたR-指定。最強の称号を持つものだけが知るプレッシャーを歌った「刹那」からライブをスタート。この日、DJ松永はターンテーブリストの大会「DMC JAPAN 関東予選」に出演するため欠席。しかし、R-指定は1人で観客からお題をもらって即興でリリックを紡いでいく「聖徳太子フリースタイル」などでガッチリ会場をロックし、さらに松永にエールを送った。最後はフリースタイルブームについて歌った「未来予想図」。超満員の会場に自分の熱い思いを伝えた。
1. 刹那
2. トレンチコートマフィア
3. 聖徳太子スタイルフリースタイル
4. 合法的トビ方ノススメ
5. 未来予想図
■ラスボス般若、めちゃくちゃ強くてほんとにごめん
そしてラスボス・般若のライブは圧巻だった。1曲目の「セルフィー」は、他人の目を気にして取り繕う人々を描写したナンバー。映画のような視点と、詩的な表現を迫力あるパフォーマンスで表現する。だが、続く「はいしんだ」「やっちゃった」では、一転してコミカルで狂った般若節の応酬。硬軟織り交ぜた、般若にしか表現できないライブが展開される。そして「あの頃じゃねえ」を終えて「以上、般若でした」とステージを去ろうとすると、なんとDOTAMAが客演として登場。「本音 feat. DOTAMA」で異常なほどゲスなラップを2人で披露し、「FREE小出恵介」と言い残して舞台を後にした。
1. セルフィー
2. はいしんだ
3. やっちゃった
4. 生きる
5. あの頃じゃねえ
6. 本音 feat. DOTAMA
そして待望の「MONSTER VISION」へ。これまで番組で実力を証明し続けてきた彼らでなければ、「めちゃくちゃ強くてほんとにごめん」という歌詞は歌えないだろう。間違いなくこの日、最高のパフォーマンスでイベントのラストを締めくくった。
photo:cherry chill will.
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