ISSUGI、注目の若手ビートメイカー・CRAMにインタビュー


ISSUGIが毎週木曜22:00にFRESH!で配信している番組「7INC TREE Tree & Chambr」にて、若手ビートメイカー・CRAM(クラム)にインタビューした#6回目が放送された。


CRAM「7INC TREE」の1stシーズンに参加したことでも知られるビートメイカー。10代の頃は福岡で活動し、その後カナダへ移住した。2016年にはILL SUGIとの共作ビート集『Below the Radar』も発表している。さらにISSUGI & GRADIS NICE『THE REMIX ALBUM "DAY and NITE"』では「TIME feat. KID FRESINO, 5lack」のリミックスも担当した。

今回の「7INC TREE」2ndシーズンには、Arμ-2と共作したビート「MONEY PITCH[HEADQUARTER]」を提供。この曲は前回の番組でISSUGIがKOJOEのスタジオでラップをレコーディングした曲だ。楽曲の一部をチェックできるので、気になる人は前回の「7INC TREE Tree & Chambr #5」をチェックしよう。

そんなCRAMの制作現場で行われた今回のインタビューでISSUGIは、まず機材に反応。CRAMはネット上の音源をパソコンからサンプリングして、いくつかの機材を通してからSP-404などのサンプラーにつないで制作しているという。

実際にCRAMがビートを組んでいる様子を観たISSUGIは「すごいね、(こういうやり方は)全然知らなかった。俺、いまCRAMが何やってるのか全然わからない」と笑いながら話す。するとCRAMは「(PROPELLERHEAD)Reasonとか見たことないですよね? あんまり使ってる人いないソフトなんですけど、以前FLYLO(Flying Lotus)が使ってました」とマニアックなネタを投下。PCモニタを見たISSUGIは「ヤバい、科学者みたい」とCRAMのスタイルに驚いていた。また、番組ではCRAMが組んだシークエンスにISSUGIが展開を加えたオリジナルトラックも制作された。

アンダーソン・パークのアルバムに参加しているビートメイカー・KNXWLEDGE(ノレッジ)がお気に入りだというCRAMは「アンダーソン・パークもKNXWLEDGEも、メロディがすごく印象的で。わかりやすくてカッコいいのが好きです」と話す。ISSUGIは「CRAMはビートを作る時もメロディが大事だって前に言ってたよね」と聞くと「そうですね。僕はパッと聴いてもわかるメロディが好きです。でもメロディを作るのはすごく難しい。だから、逆に燃えるっていうか。90'sのヒップホップのメロディもかっこいいと思うけど、僕はもっと頭に残るようなのが良いです」と自身のスタイルについても話した。

さらに2人は、MPCとパソコンという制作環境の違いから生まれる音楽スタイルについても言及。ISSUGIはここで、知識からだけでは生まれ得ない、ヒップホップの重要な“フィーリング”について何気なく語ってCRAMを驚かせているので、そちらはぜひ番組アーカイブで確認してもらいたい。

6月24日にはCRAMがBandcampで発表したアルバム『THE DEVIL IN ME』のCD盤がリリースされる。さらに今後は<DOGEAR RECORDS>からも作品をリリースする予定なので、これを観て気になった人は、今後の彼の動向をチェックしておこう。

【作品概要】 

CRAM『THE DEVIL IN ME』 

01. Time For Releasing 

02. Jigga My Nigga 

03. Nasty Cram 

04. Shanty Town 

05. Drugs In The Club 

06. Work 

07. I Don't Have To Sell My Soul 

08. BBHMM 

09. Hold On Just One More Day 

10. Party 

11. The Devil In Me 

12. Don't Hold My Heart 

13. My Shawty(1moretry) 

14. Girls,Girls,Girls(Sorry2more)///Bonus Track 

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