壮大な成り上がり自慢!? Dr.ドレーのドキュメンタリーから予告編が公開


米ケーブルテレビ局<HBO>によるDr.ドレーとレコード業界の重要人物、ジミー・アイオヴィンのドキュメンタリーの予告編が先日公開された。これが“ヒップホップ界の最重要人物”“音楽産業の重鎮”によるタッグが歩んできた偉大な道のりを辿る……といった内容で、なかなか壮大な仕上がりになっているようだ。 


かたやN.W.A.の一員としてシーンに登場し、ヒップホップに革命を起こすカリスマ的なビートメイカー/プロデューサーとなったドレー。こなた、90年代に巨大レーベル・インタースコープ・レコードを立ち上げ、音楽業界に無二の存在感を示してきたアイオヴィン。近年、そんな2人がタッグを組み、人気ヘッドフォンブランド「Beats Electronics」でオーディオ業界にも旋風を巻き起こしているわけだが、アメリカンドリームを実現した彼らの軌跡がドラマチックでないわけがない。 

このドキュメンタリーのタイトルは、おそらく50年代のアメリカ映画『手錠のままの脱獄』から拝借したであろう『The Defiant Ones』(意訳:挑戦的な奴ら)。予告編では、2人が経てきた様々な挑戦を時系列的に羅列し、スタイリッシュな映像で内容を紹介している。 


「地元のフッドから這い上がるなんてお前には無理だ」 

コンプトンから世界へ飛び出したドレー 

「白人のラッパーを売り出すなんて不可能だ」 

アイオヴィンのレーベル<インタースコープ>からデビューしたエミネム) 

「2度、ましてや3度目のチャンスなんてありえない」 

スヌープ・ドッグの復活 

「自分のレコードレーベルを始めるなんて不可能だ」 

<インタースコープ・レコード>の発足 

「恐れを追い風にしてやれ」 

U2のアメリカでの快進撃 

「そのリリックを世に放て」 

詩人、アイス・キューブ(N.W.A.) 

「テクノロジー企業を共同で起業するなんて無謀だ」 

<Beats Electronics>の誕生 

……こうして2人が不可能と言われていたことをいくつも実現してきた様子が描かれ、そして最後には 「アメリカンドリームを掴め “The Defiant Ones”」と見事に締めくくられる。アメリカンドリームという言葉を聞かなくなって久しいが、彼らが達成してきたそれは、まさにアメリカンドリームそのもの。登場人物もエミネムスヌープU2のBONOなど、かなり豪華な顔ぶれになりそうだ。

<HBO>によれば「全く違う世界から台頭してきた2人の男の、稀で無二な、しかし誰よりも強い友情と絆。近年のポップカルチャーにおいてもっともエキサイティングかつ熱い瞬間を生み出してきた男たちの、圧倒的なドキュメンタリーである」とのこと。ヒップホップに革命を起こしたドレー、音楽業界を席巻したアイオヴィン。その2人がアメリカン・ドリームをつかむまでの物語とは? 日本での配信にも期待して続報を待とう(お願いしますよ、huluさん!)。 


Dr. Dre - The Next Episode ft. Snoop Dogg, Kurupt, Nate Dogg 

Dr. Dre - Still D.R.E. ft. Snoop Dogg 




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