ISSUGI、BUDAMUNKとのドープすぎるビートメイクを公開&鬼レア対談も

ISSUGIがナビゲートする『TREE & CHAMBR』は、彼が来月から毎月7インチをリリースする企画と連動した新プログラム。2回目となる今回はISSUGIBUDAMUNKにインタビューを行ったほか、2人がビートメイクする模様も公開された。


BUDAMUNKといえば、ISSUGI5LACKとともに活動するSICK TEAMのメンバーとしても知られている他、mabanuaとのユニット・GREEN BUTTERやソロでも活躍しているビートメイカーだ。6月10日にはFITZ AMBRO$Eとのコラボレーションプロジェクト・BUDABROSEのアルバム『BUDABROSE 2』をリリースする。

番組では。まず2人がビートメイクしていく様子を公開。BUDAMUNKが自身のトレードマークとも言える特徴的なビートをゼロから打ち込んでいく。そこで出来たビートの骨組みを流しつつ、さまざまな音楽からインスピレーションの欠片(かけら)を探していく。気になった音をサンプリングすると、今度はISSUGIがMIDIキーボードでサウンドの大枠を作る。さらにBUDAMUNKが絶妙にズレたタイミングでベースを重ねると、すでにグルーヴの詰まった間(ま)が気持ちいいビートになった。

ここでISSUGIは、さらに「ここにキーボードやシンセを加えるとどんな感じになりますかね?」と提案し、2人でシンセの音色を選びながらそれぞれメロディを演奏。途中、ISSUGIが「ブダくん、これでキー合ってますか?」と聞くシーンは、様々な楽器を操るタイプのミュージシャンではない2人がヤバい曲を作り上げているという意味で、非常にヒップホップな瞬間だった。もちろん、この制作シーンの最後には完成したビートを聴くことができるので、細かい部分まで堪能してもらいたい。

そして後半は、ISSUGIによるBUDAMUNKへのインタビュー。まずは6月10日(土)にリリースされるBUDABROSEのアルバム『BUDABROSE 2』について聞いていく。

BUDAMUNKは「『曲作りしよう』として作ったわけじゃなくて、(FITZ AMBRO$Eと)遊んでる中でできたアルバムなんだよね。前に出したアルバム(『BUDABRO$E』)に入らなかった曲とか余ったやつを足したり引いたりした」と話す。ISSUGIは、FITZがどんな機材を使っているのか聞くと「MPC1000だね。出た当時は音がきれいすぎるとか言われてたんだけど、今聴くと音の輪郭がはっきりしてて。PCとかと比べるとアナログな感じで、音に迫力がある」とのことで、これに対しISSUGIも「DJ SCRATCH NICEがMPC1000を使ってました。(ISSUGI&DJ SCRATCH NICE『UrbanBowl Mixcity』収録曲の)「LOUDER」はNYのあいつの家にあるMPC1000で作ったんですけど、他のどのMPCとも違う音の鳴りだと思いました」と話す。するとBUDAMUNKは「(MPC)2000とかとはかなり違うんだけど、500とかには結構近いんだよ」とディープなトークを展開した。

またISSUGIは「ブダくんは自分が作ったビートでお気に入りってどれですか?」と質問。するとBUDAMUNKは「toeの『月、欠け(SICK TEAM REMIX)』かな」と意外な1曲を挙げる。するとISSUGIは「俺は未だに『AFTER SCHOCK』が好きなんですよ。リミックスもオリジナルもヤバい」と熱く語った。「AFTER SCHOCK」はBUDAMUNKがJOE STYLES、OYGとLAで活動していた頃に組んでいたユニット・KEENTOKERSの楽曲で、『THE FRESH SPEECH』というアルバムに収録されている。ISSUGIは当時、BUDAMUNKの<Myspace>プロフィールに公開されていたこの楽曲に衝撃を受けたそうで、2人がつながるきっかけになった曲でもある。

BUDAMUNKが「やっぱ当時の曲はどうしても思い入れあるよね(笑)。ひとつの作品を作るのにめちゃめちゃ考えてた」と話すと、ISSUGIも「(BUDAMUNKがLA時代に所属していたクルー)SOUL JUGGLERSとかも、音質も含めてすごい自分の中に残ってるんですよ。ラフなんだけど、イイ感じというか」と返す。BUDAMUNKも「(MONJUの)『BLACK DE.EP』もそうだよ。今聴いても、当時の衝撃を一緒に思い出す(笑)」と互いに刺激を受け合っていたことを明かした。

さらにBUDAMUNKは自身が影響を受けたプロデューサーにKANKICKを挙げた。彼は2000年代初期の西海岸を代表する人物で、MADLIBのLOOTPACKの結成メンバーでもある。「MADLIBとかもそうだったけど、ビートだけでアートを見せる世界観が当時衝撃だった。KANKICKのビートは後ろですごいいろんな音が鳴ってるから聴いててすごい楽しい。シンプルなんだけどね」と自身のルーツについても語った。

他にもSICK TEAMのメンバーである5LACKについてなど、2人はさまざまなことについて話しているので、貴重なインタビューを見逃さないようにしよう。



BUDABROSE「BUDABROSE 2」収録曲

01. HITCHU 

02. ILL TONE 

03. FILLET 

04. ROLLI 

05. ICE WISHES 

06. JASS FONK 

07. THE LAVISH 

08. BAD DOE 

09. FOUR BARZ 

10. SCULLY 

11. REPPIN SAME THING 

12. WE GONE 

13. WAVETREE 

14. WAVERY(FT. 5LACK) 


BudaBrose ( BudaMunk & Fitz Ambrose ) " bad doe " MV 

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