「孤児院で漢さんのラップを聞いてた」 乱入した青年が披露したフリースタイルに一同感動

今回の「漢たちとおさんぽ」は六本木からスタート。漢 a.k.a. GAMI&立花亜野芽というレギュラーメンバーに加えて、番組では“先生”としておなじみのD.Oが久々番組に出演。3人は別の場所で待ち合わせているというDJ BAKUのもとへ、おさんぽスタイルで向かった。

六本木のストリートと縁が深いD.Oは、街のケバブ屋には派閥争いがあるというアンダーグラウンド事情について語り出す。情勢について細かいことは話せないが、D.Oが懇意にしている店は味も最高らしいので、番組を観てなんとなく場所がわかった人はぜひ味わいに行って欲しい。

そんなD.Oがレコメンする店の前でケバブを食べていると、亜野芽が芸人を発見。漢とD.Oがポカンとするなか、亜野芽は走ってその芸人を捕獲しにいった。その芸人とは力士モノマネでおなじみの、あかつ。これから番組のオーディションに向かうところだという。漢とD.Oが番組出演交渉を行うと、あかつは「これも何かのチャンスかもしれない……」としぶしぶ承諾し、「漢さんぽ」初の飛び入りゲストの出演が決定。その後、状況を把握してないDJ BAKUと合流し、トークコーナーの収録場所に移動した。


ヒップホップ好きとしても知られるあかつは「僕はネタの勉強も兼ねて、よく相撲部屋に行くんですが、実は結構高い確率でヒップホップがかかっているんですよ」と明かす。すると、D.Oは「お相撲さんはもともと大きめサイズの服を着ることが多いので、形(ファッション)から自然とヒップホップに入っていくことが多い」と“力士あるある”を披露した。

D.Oは先日カンニング竹山の番組に出演したそうで、自分に何を求められているか分からなかったが、ヒップホップの人間として爪痕を残そうと自分なりに頑張ったとのこと。あかつも「D.Oさんのコメント力は本当にスゴい」「勇気がハンパない」と絶賛し、収録現場ではストリート産のフレッシュなネタをボムして笑いも取っていたという。しかし、実際の放送ではほとんどカット。そこで芸人のレベルの高さと、バランス感覚の絶妙さを改めて思い知らされたそうだ。さらに、あかつも含め、異常にシビアで厳しい道を歩く芸人たちに対してビッグリスペクトを送っていた。

あかつがヒップホップ好きということで、彼のいとこであるAK2のネタで相撲とヒップホップを融合させた“スップホップ”を披露してもらうことに。Naughty By Nature(ノーティ・バイ・ネイチャー)の「ヘ~イ、ホ~ウ」に合わせて「ハ~ク、ホ~ウ(白鵬)」「キョクシュウ、ホ~ウ(旭秀鵬)」「テンカイ、ホ~ウ(天鎧鵬)」など、コールアンドレスポンス式に力士の名を連呼。これには漢さんぽクルーも爆笑。さらに「『I Say ハク、You Say ホウ!』って先に言ったほうが分かりやすいんじゃない?」とラッパーならではのアドバイスも飛び出した。

福島県いわき出身のあかつだが、過去にはAK2が福島のラッパー・DAZU-Oとコラボ曲を出している。D.Oはレペゼン福島のラッパー・DAZU-Oとも知り合いで、311が起きた2日後には水と服を段ボール10箱ぶん持って、練馬の仲間たちとともに現地駆けつけたというエピソードを吐露。学生時代に柔道しかしていなかったというあかつは、ストリートの絆の強さに驚きの声をあげた。


D.Oが番組に参加することで進行がスムーズになると同時に、なぜかテキーラの一気飲みの量も増える。この日もメンバーたちは恐ろしい勢いでテキーラのショットグラスを空けていく。そんな状況を見兼ねて、スタッフが箸休めとしてお茶漬けの出前を頼むと、それを運んで来たのは坊主頭の青年。今回のメンバーは何も知らないとかなりイカつめだったせいか、お茶漬けを配る際に手が震えてしまっていた。

そんな青年に、D.Oは勢いでテキーラがなみなみと注がれたショットグラスを手渡すと、意外や青年は迷うことなく一気にグィッと飲み干す。これに感動した漢は青年にフリースタイルでエールを送る。いつものようにラップをかますと、なんとデリバリーに来た青年へマイクパス。すると青年は「俺の名前はカイト、ほんとの父さん、あなた今どこ、高校やめたぜ速攻、あそこじゃ見つからなかった生きてく方法……」とラップでアンサーを返す。これにはメンバーも騒然。D.Oも感動の様子を隠せない。するとカイトと名乗った青年は「孤児院でいつも漢さんのラップを観てました」と告白! 漢とがっちり握手を交わし、最後にD.Oから「お前が働いてるお茶漬け屋はなんて名前なんだよ?」と聞かれると、(あのヒップホップクラシックと同じ)「『だよね。』です」と、しっかりオチまでつけて去っていった。


このヒップホップすぎる展開に、あかつは感動。自身の拉致から飛び入りのカイトまで、さまざまなミラクルが起きた今回の「漢さんぽ」を振り返って、「ヒップホップってマジで最高です」と熱く語っていた。

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