【フリースタイルダンジョン】CHICO CARLITO、超絶スキル炸裂!「裏で弁当食っても/弁当は貰いたくないって話ですよね」

呂布カルマが席巻した前3週のフリースタイルダンジョン。サード・シーズンREC5-8もチャレンジャー「チーム・クリティカルヒッターズ」の登場によって、更に新たな大波がモンスターに襲いかかる。

今回のチャレンジャー「チーム・クリティカルヒッターズ」は、2005年から開催された「UMB」の初代王者にして、「千差万別」などのリリースを持つカルデラビスタを筆頭に、2016年のUMB本戦ではベスト4を獲得し、数々のMCバトルで気を吐く句潤(クール)、そしてUMBリベンジでの優勝や「B-BOY PARK MC BATTLE 冬の陣」の優勝(ただし、それによる不幸な結末と怒りは「PONY EP」収録の“NAMENNA feat. DARTHREIDER”を参照されたし)、ダンジョンにも2度の出場を果たしているPONYという実力派揃いのメンツで構成された。


■CHICO CARLITO「裏で弁当食っても/弁当は貰いたくないって話ですよね」

モンスター:T-PABLOW、CHICO CARLITO

VS

チャレンジャー:句潤、PONY


1stバトルは「2on2」での勝負。チャレンジャーからは句潤とPONY、モンスターはT-PABLOWとCHICO CARLITOが登場。まずはお互いのスキルとアプローチをそれぞれに提示しながら、手の内を探っていく展開。T-PABLOWの「HIPHOP中毒/実行/そう執行猶予/俺達は実証すんぞ」という言葉に、句潤は「執行猶予ならストリートは完全にしっかり回避していくもんだろ」と返し、更に「裏で弁当食っても/弁当は貰いたくないって話ですよね」と返していくCHICO CARLITO。「弁当」とは「執行猶予」の隠語だが、その言葉遊びを瞬時に織り込むCHICOの回転の速さに驚愕。それぞれのスキルの高さを見せ合うような試合の結果は2:3でモンスターの先取。


2ndラウンドはCHICOが「俺は句潤さんにロンリコ残されて飲まされてベロベロになったけど/空気飲まれてるのはアンタの方」とディス・ラインを折り込み、T-PABLOWもチャレンジャー・チームがスキルで勝負をかけた1stラウンドを意識してか、彼独特の畳み掛ける倍速スタイルを提示し、対するチャレンジャー・チームも更に多様なフロウ・スタイルでラップを展開させ、フロウ・バトル的な試合は加速していく。結果は3:2でチャレンジャー・チームの勝利。


KGE&HIMUKIの”DEVIL’S CONTRACT”という、更にラップ・スキルが試される低速ビートでのバトルとなった最終戦となる3rdラウンド。「ちゃんと音乗っかってみな」というCHICOの言葉通り、CHICOが高速フロウを見せれば、T-PABLOWは間の使い方を意識したラップ・アプローチを展開し、句潤はメロディアスなフロウで、PONYは王道かつクリアなラップを聴かせ、4人が4様のスキルでビートに向き合っていく。

その意味でも個人攻撃的な内容ではなく、T-PABLOWが「これがフロウ2017年/お前らどう?/それなら2005年のラップだぜ」と言えば、句潤が「時代に合わせて呼吸するつもりはねえ」と返し、PONYも「1本のマイクとブレス吐いてくだけ/生きてるのと一緒/呼吸するように吐き出す/それがフロウ」を被せるように、フロウやスキルについての言及が多くなるのも当然だろう。

結果はクリティカルでモンスター・チームの勝利。またもクリティカルを食らってしまったPONYと句潤は残念だが、そのフロウ/スキルの凄味はしっかりと視聴者に伝わったことだろう。

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