DMXがTRAPのビートを募集!? ファンは「やめとけ」「一時代が終わった」とザワつくも真相は……

00年代前後に大ヒットを飛ばしたオラオラ系ラッパー・DMXが先日、自身のTwitterアカウントで「Looking for trap beats.(TRAPのビートを募集)」すると投稿。この意外すぎる発言に対し、ファンを中心に多くのリスナーがザワついた。 


 TRAP(トラップ)といえば、米アトランタ出身のMigos(ミーゴス)が先駆者となり、今ではLil Yachty(リル・ヨッティ)やLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、Fetty Wap(フェッティ・ワップ)など全米から続々と若手アーティストが登場し、いま最も盛り上がっている激アツなジャンルだ。しかしTRAPビートを求めたDMXに対しTwitter上では、

「なんでそんなもん必要なんだよ」 

「あんたは本物のラッパーなんだから、頼む! そんなゴミみたいなサウンドをアルバムに入れないでくれ」 

「俺の青春、終わったな」 

「DMXがTRAPビートを探す日が来るなんて……呆然」 

……といったネガティブな意見が続々寄せられており、その大半が「下らないサウンドを、しかも今さら欲しがるなんて、どうかしちゃったんじゃないか?」というニュアンスのもの。とにかくDMXにTRAPビートでラップして欲しくない! という想いがビンビンに伝わってくる投稿ばかりだ。 

ハーコーなラッパーの代名詞であるDMXだけに、ファンがTRAPブームに便乗してほしくないと願う気持ちはよく分かる。しかし、実はこの件は盛大な勘違いによる先走リに原因があった。これらのネガティブツイートが氾濫する前に、DMXは「Trap Beats for my dog @1shotdealz(俺の舎弟、1Shot DealzのためにTRAPビートを探してる)」とツイートしていたのだ(現在は削除)。 

つまり自分自身ではなく、駆け出しの新人ラッパーのためのツイートだったというわけ。彼の曲はSoundcloudにアップされているが、Twitterフォロワーはまだ1000人ほど。DMXは彼のために、自身の35万人のフォロワーに向けて募集してあげたのである。 


単なる早とちりが巻き起こした騒動ではあるが、DMXが多くのファンからリスペクトされていることがよく分かるエピソードだ。彼が<Ruff Ryders>クルーを率いてチャートを席巻していた時代に青春時代を送ったアラフォーヘッズ的には、そろそろ本人のオリジナルアルバムも聴きたいところだが……。 

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