ラッパー・YG、「ファック!ドナルド・トランプ!」ギャラ700万円を捨てる

米カリフォルニア州コンプトンのラッパー・YGが、今月3日にサンディエゴ州立大学で行われたショーのステージ上で「FUCK! ドナルド・トランプ!!」とアンチ・トランプの姿勢をラップでぶちまけた。


YGは、大統領選挙期間中に完成したという『FDT (Fxxx Donald Trump)』を過去のライブでも披露してきたが、この日のショーでは「同曲のパフォーマンスを禁止する」という契約があったと噂されている。これが事実であれば、YGはギャラの6万ドル(約700万円)を棒に振ったことになるという。


YG & Nipsey Hussle "FDT (Fuck Donald Trump)" 

YGが客演にNipsey Hussle(ニップジー・ハスル)を迎えてリリースされた『FDT』は、2016年のプロテストソングとして今なおアツイ支持を集めているが、ミュージックビデオ撮影が警察によって中断されるなど、その強烈なタイトルとストレートなリリックで賛否両論を巻き起こしてきた。つい先月も、反トランプ派のリスナーがラジオ局に「FDT」のヘビロテを要求するなど、未だに同曲の影響力は衰えていないようだ。

またYGは、G-Eazy (G・イージー)Macklemore & Ryan Lewis(マックルモア&ライアン・ルイス)のマックルモアという、2人の白人ラッパーをフィーチャーした『FDT (Fuck Donald Trump) Part 2』もリリースしている。

Part1では有色人種や対立するギャングが結束してトランプにNOを突きつけるリリックが印象的だったが、Part2ではトランプと同じ白人の立場から“レイシスト”“詐欺師”と口撃し、ますます強烈な内容となっている

YG feat G-Eazy & Macklemore "FDT (Fuck Donald Trump) Part 2"



昨年、2ndアルバム『Still Brazy』をドロップしたばかりのYGだが、大金をドブに捨ててでも主義を貫く姿勢は見習いたいものだ。

なおトランプは先日、スヌープ・ドッグが参加リミックス曲のMVで自身を痛烈に批判したことに対し「落ち目のスヌープよ、もしオバマが相手だったら刑務所行きだったぞ!」と若干ズレた反撃ツイートをして話題になっている。今後の奇行、もとい動向にも要注目だ。

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