ギャングスタラッパーのバイブル 映画『スカーフェイス』リメイク版の公開日決定

オリバー・ストーンが脚本を手がけ、ブライアン・デ・パルマが監督を、そしてアル・パチーノが主演したギャング映画の傑作『スカーフェイス』(1983年)のリメイク計画が進行中だが、公開日が2018年2月10日に決定した。

キューバ移民のトニー・モンタナ青年がアメリカの地でギャングとして金と権力を手にし、やがて全てを失っていく姿を描く『スカーフェイス』。一介のチンピラだったトニーがハングリー精神で暗黒街でのし上がっていくという“成り上がり物語”が貧しい黒人たちに支持され、トニーと同じくドン底からの一発逆転を目指すラッパーたちのバイブルとなったことは有名だ。

そもそも『スカーフェイス』自体がアーミテージ・トレイルによる原作小説の映画化作品『暗黒街の顔役』(1932年)のリメイクのため、今回は2回目のリメイクということになるが、完名作のリメイクにはトラブルがつきもの。当初は『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアーが脚本を手がけていたが、そこに『ストレイト・アウタ・コンプトン』のジョナサン・ハーマンなどが参加し、現在はコーエン兄弟の手に委ねられている状態だという。

さらに、現在『マグニフィセント・セブン』が大ヒット中のアントワン・フークア監督(『トレーニング・デイ』『イコライザー』など)がスケジュールの都合で降板。次なる監督候補としてNetflixオリジナル作品『最期の追跡』がアカデミー賞で4部門にノミネートされたデヴィッド・マッケンジーと、『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』のピーター・バーグが挙がっている状況だ。

ともあれ、LAを舞台にメキシコ系移民が主人公になると噂されている『新スカーフェイス』の主演には、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』での活躍も記憶に新しいディエゴ・ルナ(彼はメキシコ出身)が決定している。監督未定は不安だが、時代に合わせてリメイクされてきた名作が、一体どんな映画に生まれ変わるのか? ウェッサイなギャングスタラップを聴きつつ2010年代版『スカーフェイス』の公開を楽しみに待とう。


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