「最もサンプリングされたドラマー」クライド・スタブルフィールドが逝去

ジェイムス・ブラウンのバンド・ドラマーでファンクを代表するドラマーの一人、クライド・スタブルフィールドが2月18日、73歳で亡くなった。

ヒップホップファンには「Funky Drummer」といえばシーンの黎明期から現在に至るまで最も重要な曲の一つだ、この曲でクライドがアドリブで思いつくままに叩いたブレイク部分は、ドのつく定番のブレイクビーツとして愛されて来た。


サンプリングの元ネタをリストアップしている「Who Sampled」によると、実に1367曲でサンプリングソースに使われている。

最も有名なパブリック・エネミーの「Fight the Power」とドクター・ドレーの「Let Me Ride」が挙げられるがその他にもN.W.A.の「Fuck Tha Police」やキッズラップグループのKris Krossやら、近年だとMos Defや Nicki Minaj まで、ほぼ全てのメジャーなヒップホップアーティストがこのグルーブを題材に何らかの作品を残している。

2002年に腎臓の腫瘍を摘出して以来、その後何度も入退院を続けていたクライドだが、これまでJBバンドのOBたちによるチャリティーコンサートや、膨大にサンプリングされて来たにも関わらず十分なロイヤリティーが支払われていない現状を知ったクエストラブやプリンスなども、彼の治療費の提供や寄付を呼びかける活動を行っていた。

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