【フリースタイルダンジョン 2ndシーズンREC1-2】T-PABLOW「今までで一番面白いかも」

 フリースタイルダンジョン、セカンドシーズンREC1-2は、埼玉出身のMC KUREIが登場。バトル歴は3年という彼だが、今年の「MC BATTLE THE 罵倒」の開幕戦で優勝するなど、そのキャリアを順調に伸ばしている。

 その彼がまず指名したのはT-PABLOW。お互いのハタチのMC KEMUIとT-PABLOWというフレッシュなバトルでスタート。そのバトルは、シーン的にはまだ名前の高まっていないMC KEMUIに対して、先攻となったT-PABLOWはどう攻めるべきかを悩みながらの踏み出し。


 「ダンジョン」の構造として、チャレンジャーはモンスター側を知り、指名することが出来るが、モンスター側は誰がチャレンジャーに登場するのか分からないゆえに、「攻める材料」に関しては圧倒的にチャレンジャー側にアドバンテージが生まれる訳だが、このバトルはその構造を如実に表していた。


 また、MC KUREI自体、コメントも謙虚で、この時のバトルもバチバチに追い詰め攻めるよりも、フリースタイル・セッション的にラップを提示する。そしてT-PABLOWもそこに乗り、お互いに相手を叩きのめすバトルというよりも、スキル・バトルという感触の、「セッション」としてのバトルとなり、T-PABLOWも「今までで一番面白いかも」とコメント。そして、T-PABLOWの勝利でこのバトルは幕を閉じた。


 次に登場するチャレンジャーは、USU a.k.a. SQUEZ。「新潟レペゼン」という言葉は彼のためにあるだろう。HIGH de CREWとしてのキャリアを皮切りに、ソロとなってからも精力的に作品をリリース。ヒルクライムのTOCも所属したユニット:NITE FULL MAKERSの結成や、新潟でのイヴェントの開催など、新潟のヒップホップ・シーンには欠かせない存在である。


 その彼が指名したモンスターはサイプレス上野、36歳のUSU、35歳のサ上と、ファースト・バトルとは真逆のヴェテラン戦。かつ、サ上はUSUの“港町ジョーカー”にも客演で呼ばれ、サ上が司会していたUST番組「RAP STREAM」ではUSUは怪談を披露(USUはシーン屈指の「視える」ラッパーなのだ)するなど、交流も深い二人なので、そのバトルに注目が集まる。

 そして戦ったバトルは、サ上がかなりチクチクと人格攻撃をUSUに仕掛け、USUも「うまい棒?お前の未来は暗いぞ」と、サ上が参加した“未来は暗くない”からの援用と思えるラインを吐くなど、旧知の仲かつ、バチバチのバトルを展開。結果はクリティカルでUSUの勝利。審査員も指摘していたが、USUの韻の固さが印象的な試合だった。


 そして次回はニュー・モンスターが登場するという予告で今回の放送は終了。新たなモンスターは一体!?


『フリースタイルダンジョン』は「AbemaTV」バラエティチャンネルで毎週火曜2:00~2:30より放送中

(C)AbemaTV

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