くたばれトランプ!各地のラジオ局が電波ジャックされ「反トランプ・ラップ」が放送される

日本でも連日話題になっているアメリカのトランプ大統領に関する報道。都市部を中心に反トランプへの抗議デモが各地で行われている。そんな中、非合法で電波をハッキングし批判をラップに乗せるというレジスタンスも各地で報告されている。

ハッカーによる、反トランプラジオジャックが行われたのはサウスカロライナ州セーラムのラジオ局WFBS-FMで1月31日の夜、15分間に渡り電波を乗っ取られトランプの悪口を交えたラップが15分に渡りループで放送されたという。

ちなみに彼らがかけ続けているのは、昨年の春に発表されたコンプトン出身のYG & Nipsey Hussleの「FDT(F--- Donald Trump)」という過激なタイトルのラップ曲。

「なぜ黒人だけ追い出される、アメリカで何が起こっているか?考えてみようか 奴らがやっていることは人種差別だろ?」と、ここ数年起きている白人警官による黒人の一般人の射殺事件にかけた問いかけから始まるが、フックからは「くたばれトランプ、くたばっちまえドナルド・トランプ!」を連呼、その後は社会問題、イスラム国、イスラエルなどの国際政治などを絡め怒りをぶちまけている。

後半には「おいおいメキシコにケンカを売ってどうすんだよ?なあメキシコの皆んな?メキシコ人がいないアメリカはない」など約10ヶ月前ながら今の情勢ともばっちり一致するメキシコ人へ向けたメッセージもあり、言葉はかなり粗野な印象だが、公約どおりにトランプ大統領が次々と大統領令を乱発していく今だとかなり説得力がある、ある意味「旬」過ぎる曲なのだ。

ラジオ局だけがハッキングの対象ではない、ノースカロライナ州ムーアズヴィルのケーブルテレビ会社では1月24日のバスケットの試合の最中にチャンネルがハッキングされ同じようにトランプ大統領を非難する「FDT」ビデオが流されたという。

電波ジャックは法律違反ではあるが、昼夜問わずこの曲でラジオ局をハッキングする事案は後を絶たない状態。セーラムのラジオ事件を皮切りにシアトル、ルイビル、サンアンジェロといった都市のラジオ局でも次々と乗っ取られ「FDT」を15分から20分ループでオンエアし続けたそうで、このムーブメントまだまだ各地で勃発しそうな雰囲気である。

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