宇多田ヒカル、KOHHをフィーチャリングした「忘却」MV公開

 宇多田ヒカルの最新PV「忘却 featuring KOHH」がYouTubeで公開された。


アルバム『Fantôme』の収録曲である「忘却」は東京都北区王子出身のラッパー、KOHHをフィーチャリング。KOHHは、2012年にミックステープ「YELLOW T△PE」を発表するとパンチライン満載のリリックと日本語をはっきりと発音するフロウが話題になり、一気に日本のヒップホップシーンを代表する存在にまでなった。さらに韓国のラッパー・Keith Apeの楽曲「잊지마 (It G Ma)」で披露した「ARIGATO」というパンチラインで、世界のヘッズにもその名を知られることとなる。


宇多田ヒカルが約8年ぶりとなるニューアルバムでそんなKOHHをフィーチャーしたこともサプライズであったが、それ以上に「忘却」という楽曲の内容がリスナーを驚かせた。心臓音を思わせる無表情なビート、アンビエントのようなシンセ、散文詩のようなラップ、宇多田ヒカルの歌声が劇的に展開していく。しかも楽曲のテーマはタイトル通り「忘却」だ。歌詞はあえてファジーに表現されているが、過去が現在を縛ることに対すること、そこから脱却することへの苦悩が歌われている。


PVでは全身に刺青を纏ったKOHHと、黒のタンクトップを着た宇多田をバストアップでシンプルな照明で撮影し、各パートごとに2人がそれぞれ登場する。演出を少なくすることで、強烈なリリックと2人の存在感が際立つビデオクリップに仕上げられている。

なお本作の監督を務めたのは20代の新鋭映像作家・dutch_tokyoこと山田健人。宇多田からの指名で彼が起用されることになった。

http://www.utadahikaru.jp/http://やばいっす.com

続きを見る